浅田駿の人生博打論


■浅田駿の人生博打論

vol.5

他人の主観や情報は参考に留め本来の自分の競馬予想スタイル…馬主や厩舎の「思惑/裏」を読むことに専念した。

「裏/思惑」といってもインチキが唄う仕込みや八百長とは全く異なる。

そもそも公正を旗頭にJRAが厳しく目を光らせている中で1つ間違えば2分そこそこで億の金を稼ぐ美味しいビジネスを棒に振る馬鹿な人間などいるはずもない。

現代競馬に仕込み/裏情報/八百長などは一切存在しない。

※この辺りは競馬考に詳しく書いてあるのでそちらを御一読下さい。

しかし、馬券売り上げの為にJRAの要請により出走予定の無いレースに仕方なくお飾り出走する馬や次目標にこのレースは「ヤラズ」の馬もいるのは紛れも無い事実。

また例えば馬主にしても馬主協会で温泉旅行もあれば飲み仲間もいる。
その中で自ずと力関係や柵(しがらみ)が出来上がる。

調教師も同様。

このように競馬村と言われる極めて狭い村社会で談合とは言わないまでも馴れ合いや暗黙の了解事はある。

更にレースである以上、作戦や駆け引きもある。

これら関係者の思惑や駆け引きを出走馬のコース/距離の適性、ローテーション、騎手の乗り替わり等を統合して「ヤリ/ヤラズ/ヤレズ」を見抜き孤高の◎を打つ、自分本来の競馬予想スタイルを貫いた。


確かに他人からの情報/主観/独断/偏見に沿って得た情報を基に提供していた頃よりヤリ甲斐もあり精神的には楽にはなった。

人間というもの不思議な生き物で精神的に楽になると今までと一転して的中も増えた。

ところが人生そう上手くばかりはいかない。

あれほど的中していた予想が不的中に次ぐ不的中…

博打とはそういったものと言ってしまえばそれまでのこと。

しかし…それは我が身で打つ博打の話。

お代を頂くとなれば話は別。的中が全て。

理屈で会員様は着かない。

不的中が続けば僅かな会員様も海の潮が引くより早く引いた…

一度引いた会員様は2度と帰らない。

このままでは先は無い。

単勝1.3倍の人気馬からの馬券でもなんでも良い。とにかくて当てにいくか…と、悪魔が囁く。


単勝1.3倍の馬からの馬券…例え的中したとしてもそんな馬券を期待して大事な現金を払っている会員様がいるのか…

またまたビジネスと勝負の狭間でジレンマが付き纏う。

なんと因果な商売か…

悩む…

考える。

そして…

誰かが言った。

データも応用してみたらどうですか?


データか…

巷で言うたかだか10回程度の過去の結果はデータというには程遠い代物。

全くあてにはできない。


データを併用するなら該当するコース/距離で行われた全レースを対象にする必要がある。


おそらく過去数十万レースのデータ解析になる…データベースが必要…

そんなものがあるハズも無い。

知識も無い。

万事休した…

その時スタッフの一人が…



vol.6

昔、厩務員していた当社に入社してから2年目の黒ちゃん(色が黒い事から付いたニックネーム)が口を開いた。

※厩務員(厩舎で馬の世話をする人。トレーニング/センター場長の承認の上で、調教師との間に雇用契約を結んでいる。原則として1人あたり2頭の持ち馬の一切の面倒をみている人)

「私の友人にパソコンの講師をしている人間がいるんですけど…」

データとなればパソコンに長けていなくては成立しない。

パソコン…

辛うじてメールが打てる程度の当方は渡に船とばかりに飛び付いた。

「すぐに紹介してくれ」

話しはすぐに決まった。


過去の結果の全て洗い出す作業が始まった。

その数おおよそ20数万レース。

項目は130を超える。

20数万レース×130項目…
不眠不休…

気の遠くなるような作業が続く…

何度も挫折しそうにもなった。

着手から半年を過ぎた…

まだデータというには程遠い。が、何とか形だけでもベースはできた。

此処まで漕ぎ付けるのに開設から既に数年の歳月を要している。


データは出来た…

しかし、だからと言ってデータだけで的中するほど競馬は甘く無い。

それでも過去の結果を検証する度に様々な驚愕の事実を発見することも出来た。

そして、なにより経験を基に主観だけで「裏/思惑」を読んでいるときより冷静/且つ、確実にレースを読む事ができるようにはなった。

データに競馬関係者の思惑/作戦をプラスして導き出す馬券術。

まだまだ粗削りの部分はある。

だが、ここで1つの形が出来上がった事は確か。

これが今の電脳馬券塾の予想の原点、そして小生の馬券哲学の基礎になると、この時は本人はもとより、まだ誰も気付いていなかった。

そしてこの時期からメルマガを発行する事になるが…

これまでも丁と出るのか半とでるのか打って見なければ解らない…

全てが手探り…

まさに博打のような綱渡りで来たサイト運営。

メルマガも果たしてどうなのか…

そもそも発行の手法すら定かで無い。

まず他のメルマガを手当たり次第に購読する事から始めた。

驚いた…


続きは競馬考をご覧下さい。





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